WebflowでAltテキストを設定する方法

投稿日
2024-06-03
WebflowでAltテキストを設定する方法

今回はWebflowでAltテキストを設定する方法について解説します。AltタグはSEO対策において非常に重要な要素です。Altテキストを正しく設定しなければ、苦労してWebflowで作成したサイトでも、SEO評価で上位に表示されない可能性があるため、注意が必要です。

ここからは手順に沿って、Altテキストの設定方法をご紹介します。

Altテキストの設定手順

1. 画像を選択する

まず、設定したい画像を選択します。例えば、以下の画像で例を挙げますと、Webflowのロゴ画像を選択します。

設定したい画像を選択

2. 右パネルの設定を開く

画像を選択した状態で、右パネルの「Settings」を開くと「Alt Text」という項目があります。

Settings画面

3. Alt Textの項目を表示

「Alt Text」をクリックすると

  • Use alt text from asset
  • Decorative
  • Custom Description

の3つの選択肢が表示されます。

 Alt Textの種類

4. Altテキストの入力方法を選ぶ

上記でご紹介した3つの選択肢の中から、適したAltテキストの入力方法を選んでください。以下では、それぞれの特徴について解説いたします。

Use Alt Text from Asset

これは画像をアップロード後、Assets内の画像一覧から歯車アイコンをクリックして入力したAltテキストが自動で反映される方法です。一番効率的でおすすめの方法です。

Assets内の歯車アイコン

Asset detailsの画面

Decorative

これは、画像が装飾的な目的で使用されており、情報伝達のためではないことを示すために使用されます。具体的には、視覚的な装飾やデザイン要素として使用される画像に対して、このオプションを選択します。装飾的な画像にはAltタグが不要であり、スクリーンリーダーなどの支援技術によって無視されます。

Decorativeの設定

Custom Description

こちらを選択すると、下に入力フォームが表示され、任意のAltテキストを入力できます。ただし、すべての画像をCustom Descriptionで設定すると手間がかかってしまうため、AssetsパネルからAltタグを入力してUse Alt Text from Assetを選択することをお勧めします。

Custom Descriptionの設定

Altテキストが設定されていない場合

1つでもAltタグが設定されていない画像があると、右側に赤い四角のアイコンが表示されます。この場合は、Altテキストが設定されていないことを示す警告です。「Missing Alt Text」という表示が出るため、 

Altテキストが設定されていないエラー表示

Missing Alt Text

このアイコンをクリックすると、該当の画像にジャンプするため、Altテキストの修正をスムーズに行えます。

該当の画像へ移動するアイコン

該当の画像にジャンプ

Altテキストの設定が完了したら、左下のマークがチェックに切り替わります。

Altテキスト設定完了のマーク

また、Altテキストが設定されていない場合、Publishする際にも警告が表示されるため、見落としを防ぐことができます。以下の赤枠の部分にAltテキストが設定されていないということが表示されます。

Publishする際の警告表示部分

公開前に必ずAlt設定を行いましょう

Webflowで効率的にAltテキストを設定することは、SEO対策の一環として非常に重要です。Altテキストを適切に設定することで、検索エンジンがサイトの内容を正確に把握し、検索結果の順位が向上することにも繋がります。また、画像が正しく表示されなかった場合でもユーザーが内容を理解できるようになります。

さらに、WebflowではAltテキストが設定されていない画像に対して警告が表示されるため、公開前に見落としを防げます。これにより、サイトの品質を維持し、SEO効果を最大化し、競争力を高めることができます。公開前にはAltテキストの設定を必ず確認し、最適な状態で公開するよう心掛けましょう。

お困りの際には、Booos7から気軽にお問い合わせください。Webflowに関する疑問を解決できるようなサポートを行います。

この記事を監修した人
Kouki T
デザイナー
2024年にデザイナーとしてIGNITEに入社。10代からWebデザインを独学で学びWeb・グラフィック・動画など様々な分野の制作に携わっている。 現在はWebflowの技術を活かしデザイン・SEO・運用あらゆる面でのクオリティを高めたWebサイトを構築し、クライアントの集客力アップに繋げている。