ZapierでWebflowとGmailを連携させる方法

投稿日:
2025-03-26
更新日:
2025-03-28
ZapierでWebflowとGmailを連携させる方法

Zapierは、異なるアプリケーション同士をつなげて様々なタスクを自動化できるツールです。ZapierではWebflowとGmailを連携させることが可能です。この連携を使うことで、Webflowのフォーム送信内容をGmailに自動で送信したり、他のアプリケーションとデータを連携させたりすることができます。この記事では、Zapierの特徴とWebflowからGmailをZapierで連携させるステップについてご説明します。

Zapierとは?

Zapierは、異なるウェブアプリケーションをつなげて自動化ワークフローを作成できるサービスです。たとえば、WebflowとGmailを連携させることで、Webflowのフォーム送信をトリガーにして、Gmailでメールを自動送信するなどのタスクを自動化できます。

活用例

Zapierは、数百種類のアプリケーションと連携可能なので、他にもビジネスに合わせて柔軟に自動化ワークフローを作成できます。ここでは主な活用例をご紹介します。

  • マーケティングの自動化:リード獲得、メールキャンペーンの実施、SNS投稿のスケジューリングなどを自動で実行し、マーケティング業務を効率化します。
  • 営業活動の効率化:CRM(例:Salesforce、HubSpot)とメールツールを連携させて、顧客情報の同期、リードの追跡、フォローアップの自動化が可能です。
  • プロジェクト管理の連携:TrelloやAsanaなどのプロジェクト管理ツールとSlackを連携させ、タスクの進捗や更新情報をチームにリアルタイムで通知できます。
  • Eコマース処理の自動化:オンラインショップでの注文を会計ソフトに自動登録したり、購入者にサンクスメールを自動送信するなど、注文後の処理を省力化します。
  • SNS投稿の自動化:LinkedInやX(旧Twitter)への定期投稿を自動化することで、広報活動やブランド発信を効率的に継続できます。
  • クラウドへのデータバックアップ:新しいファイルやデータを検出すると、自動でDropboxやGoogle Driveなどにバックアップを取り、情報の保全を図ります。

WebflowとGmailを連携させる

ここでは、実際にZapierを使ってWebflowとGmailを連携させる方法を詳しくご説明します。

1. Zapierアカウントを作成

Zapierのアカウント作成画面

まず、Zapierにアクセスしてアカウントを作成します(既に持っている場合はログインします)。

2. Zapierで新しいZapを作成

Zapierでは、自動化のタスクを「Zap」と呼びます。WebflowとGmailを連携させるために新しいZapを作成します。

Zapierのダッシュボードで「Create Zap」ボタンをクリックします。

Zapier:新規Zap作成する手順・Creatボタン

3. Webflowをトリガーに設定

ZapierのZapは、特定のアクション(トリガー)をきっかけに動作します。まずはWebflowをトリガーに設定します。

(1)TriggerアプリとしてWebflowを選択します。検索バーで「Webflow」と入力し、選択します。

Zapier:Webflowをトリガーに設定・Webflowを選択画面

(2)トリガーイベントを選択します。Webflowのフォーム送信をトリガーにするため、「Form Submission」(フォーム送信)を選択します。

Zapier:Webflowをトリガーに設定・フォーム送信選択画面

(3)Webflowアカウントを接続します。WebflowのアカウントをZapierに接続します。必要なWebflowサイトやワークスペースを承認します。

Zapier:WebflowのアカウントをZapierに接続画面

4. Gmailをアクションとして設定

次に、フォーム送信がトリガーされた際に、Zapierがどのようなアクションを実行するかを設定します。


(1)ActionアプリとしてGmailを選択します。

Zapier:ActionアプリとしてGmailを選択

(2)アクションイベントを選択します。Gmailのアクションとして「Send Email」(メールを送信)を選択します。

Zapier:Action イベントを選択・Gmailを選択

(3)ZapierにGmailアカウントを接続します。

Zapier:ZapierにGmailアカウントを接続


(4)メールの設定をおこないます。送信先のメールアドレス、件名、本文などの詳細を設定します。本文には、Webflowのフォーム送信データを埋め込むことが可能です。

Zapier:メールの設定画面

5. Zapのテストと有効化

最後に、設定したZapierが正しく動作するかどうかをテストします。

  1. フォームを送信してみて、Gmailに自動でメールが送られるか確認します。
  2. 問題がなければ、Zapierを「Publish」します。
  3. Zapierが有効になると、Webflowでフォームが送信されるたびにGmailで指定されたアクションが実行されます。

まとめ

ZapierでWebflowとGmailを連携させ、作業効率をあげましょう

WebflowとGmailをZapierで連携することで、フォーム送信後のタスクを自動化し、業務の効率化が期待できます。Zapierを利用することで、顧客への自動返信やデータのスタッフ間共有、さらにはGoogle SheetsやSlackなど他のアプリケーションとの連携が可能となり、複数のアクションをスムーズに行えます。このワークフローを活用することで、従来手動で行っていた処理を省き、チーム全体の業務がよりスピーディかつ正確になります。Zapierの多彩な機能を活かし、あなたのビジネスに最適な自動化を取り入れましょう。

この記事を監修した人
Kouki T
デザイナー
2024年にデザイナーとしてIGNITEに入社。10代からWebデザインを独学で学びWeb・グラフィック・動画など様々な分野の制作に携わっている。 現在はWebflowの技術を活かしデザイン・SEO・運用あらゆる面でのクオリティを高めたWebサイトを構築し、クライアントの集客力アップに繋げている。